阿部絢子先生へのインタビュー

阿部絢子先生お写真阿部 絢子(あべ あやこ)先生

新潟県生まれ。共立薬科大学卒業。
薬剤師の資格を持ち、洗剤メーカー勤務後、
生活研究家・消費生活アドバイザーとして現在に至る。
家事全般や食品の安全性の専門家として、幅広く活躍しており、
特に、家事については、単に家事術だけでなく、男女誰もが、いかに家事を科学的に、
効率よく、しかもスムーズにこなしていけるかを研究し提唱していらっしゃいます。
また近年深刻になっている環境問題に深く関心を持ち、世界各国の家庭に
ホームステイをしたり、禅寺に修行するなどし、
これからの低炭素暮らしの追求に努めていらっしゃいます。
現在は、講師として講演会に出席する傍ら週に2回大手スーパーで
薬剤師としてお仕事をされているとの事。

阿部絢子先生オフィシャルサイト
http://ayakoabe262.jp/





———ずばり「あっちこっちふきん」のよさはなんでしょうか?

「『吸湿性』と『速乾性』の高さですね。水分を早く吸い取ってくれて、なおかつ、乾きが早いことです。私がいちばん気になるのは雑菌繁殖。目に見えないものだから、なにがどう繁殖しているかわかりませんよね。台所や洗面所、お風呂など、濡れたままにしておくとそこから雑菌やカビ、ダニなどが発生しやすくなります。防ぐには、濡れたらすぐに拭き取ることが大事。そういう場所には『あっちこっちふきん』は欠かせません。あらゆるふきんを試しましたが、結局あっちこっちふきんをずっと使用しています



———あっちこっちふきんと天然素材のちがいはどんな点ですか?

阿部絢子先生にインタビュー、和やかにお話頂きました。乾きの早さでしょうか。たとえば、麻は吸湿性が高くて食器についた水分をすぐ拭き取ってくれます。ただ、乾きが遅い。いつまでも濡れたままでは、次に使うときに水を吸い取らないですし、衛生面も心配です。その点、あっちこっちふきんはマイクロファイバー製なのですぐに乾く。私は、食器用のふきんを毎日洗うことはせず、3〜4日ほど同じものを続けます。食器を拭いたら、乾かして、また使う。『あっちこっちふきん』なら、いつ手にとってもからりと乾いているので安心なんです。とにかくいろんな素材のふきんを試しましたが、食器拭きに限らず、お風呂や洗面所など、あっちこっちふきんの乾きやすさは助かります。
 また、汚れを拭き取ったあと、手洗いするにしても洗濯機で洗うにしても、すぐにふきんから汚れが落ちることです。洗い上がりがきれいだと、また使おうと思えますよね。白い麻は汚れが落ちにくくて目立つからと漂白する人も多いものです。私は、そういう手間を省きたいんです。手間なしで使えることがいちばんです」



———ほかのマイクロファイバー製のふきんとのちがいはありますか?

『吸湿性』と『速乾性』は他のふきんよりずっと良いです。それと耐久性が大きく違います。たとえば、私は穴が開くほど長く同じものを使っていますが縫い目が丈夫でほつれることがありません。糸が出てきたり、伝線したりせず、穴の縁がほわほわっとなるだけ。そのため、穴があいても使い続けられます。長持ちするのは消費者にとてもありがたいことですよね」



———100円ショップなどにもマイクロファイバー製のふきんが数多くあります。それとの違いはありますか?

阿部先生とのお話、勉強になる話題が多かったです。効果の持ちがまったくちがいます。100円ショップのものも、最初は汚れを落とせますが、すぐにその力が弱くなるんです。ふきんは消耗品ですから、最初に100%の力であっても、使うたびに効果は減っていくものです。100円ショップのふきんは、その効果がすぐに落ちてしまいます。それに比べて『あっちこっちふきん』は何回繰り返し使っても、へこたれないし効果も継続する。永久に使えるわけではありませんが、機能が落ちてもすぐ復活してくれます。汚れが付着しても、洗えばすぐにきれいになり、また汚れを落としてくれる。そんな頼もしさがありますね。毎日何度も使う道具ですから、耐久性はとても大事です。私は、使うものにはこだわりを持ちたいと考えています。すぐに捨ててしまうものより、ずっと愛用できるものを買うようにしています。あっちこっちふきんはそのひとつです。あっちこっちふきんは、ずっと同じものを使っているので買ってはいませんが(笑)」



———「あっちこっちふきん」の種類別に、おすすめの使い方を教えてください。

阿部先生のお宅の引き出し、ふきんは綺麗に立てて収納されていました「まず、大きなLサイズは、食器拭きにおすすめです。私も大きなサイズを何枚かキッチンに常備して使ってます。大きいと、どんな食器も両手で包み込んで拭くことができるうえ、すべって落とす心配もありません。大きければ水分をたくさん吸水してくれるので、家族分の食器を1枚で拭けます。また、窓ガラス拭きにもぴったりです。汚れたら折り返し、裏返し、何度も使えます。小さいものだと何度も洗わなければいけませんが、その手間がかからないんです。
 Mサイズは、シンクまわり、洗面所、お風呂などで使ってください。シンクは一日の終わりに水分をきちんと拭き取ります。ぬめりやカビの防止になって次の日の朝から気持ちよく使えます。洗面所も、水滴がついたら拭くという習慣をつけておけばいつでもピカピカしていて、気分のいいものですよ。また、私はお風呂に入ったら必ず最後にスクイージーで壁や浴槽の水分を切り、『あっちこっちふきん』で残っている水分を拭き取るんです。特に水がたまりがちな隅っこやゴムパッキンを入念に。ここの水分を取り除くだけでカビの発生を防げます
 リビングダイニングのほこりなどの乾いた汚れには、手袋タイプです。手でなでるだけで、ほこりをしっかり取ることができるので楽ちんです。パソコンのキーボードや本棚のすき間は、指先ですーっとほこりをかき出すことができますし、照明の傘は手のひらの部分でふきとればきれいになります。テレビの画面、タンスの上も同じです」



———それぞれ使い道をわけるとぐんと便利になりますね。

「私は手は道具と考えています。『あっちこっちふきん』は手になじみがよく、手の延長として使える道具です。使う場所につねに置いておき、汚れたり水滴がついたらすぐに拭き取ってきれいな状態をキープすることが大切です。ふきんが汚れたら洗って繰り返し使えばいいんです。消耗品だからと安価で機能性の低いものは選ばず、自分の暮らしを美しく保ってくれる道具として、いいものを使うことを大事にしてほしいですね」

吸水性と速乾性に優れた【テイジン】のあっちこっちふきん

Top